空港にもカジノ? レンタカーを借りて  ラスベガスの街へ 
     
 まずは宿泊ホテルのベラッジオへ。北イタリアのコモ湖畔にあるリゾートの名前をとった高級志向のホテルですが、ホテルの値段は日によってバラつきがあり、ネットで申し込むと意外にリーズナブルなお値段で泊まれることもあるそうです。カジノで 稼ぐというのが基本なのでしょうね。ラスベガスの見どころは何といってもホテルとカジノ。ほとんどのホテルにカジノが併設されています。
     
 勿論、自分の宿泊施設でなくても、どこのホテルへ行ってもカジノは楽しめます。ここはMGMグランドホテルのカジノ。カジノというとマフィアを連想していまいそうですが、ここのカジノはそんな恐ろしいところではありません。 ラスベガスのカジノはカジュアルで、治安も極めてよく、初心者は勿論、女性ひとりでも楽しめるそうです。ただ羽目をはずすとどこかの会社の会長さんのようになってしまいますから、くれぐれも節度をもって楽しんでください。ゲームはスロットマシンやカードゲーム、ルーレット、クラップス、バカラ、スポーツブック(写真右)などがあります。
     
 ラスベガスはまた夜景の綺麗なところでもありますね。ストリップストリートと呼ばれるメインストリートの両脇には、さまざまなテーマホテルがひしめいています。ここからは昼夜を問わず、ランダムにホテルを見て回ります。   自由の女神が見えますね。ニューヨークニューヨークです。半世紀前のマンハッタンをテーマにしています。 
     
 ちょっとメルヘンチックなエクスカリバー。アーサー王伝説をテーマにしています。   凱旋門を見ればすぐにわかりますよね。パリスです。暗くてよく見えませんが、オペラ座やエッフェル塔もあるんですよ。  ベラッジオ。エレガントをコンセプトにした大人のリゾートです。70m以上まで噴き上がる水と光の噴水ショーは見もの。 
     
 ここはベネチアン。イタリアの水の都ベニスがテーマです。中へ入ってみましょう。まるでイタリアのベニスです。ロビーのフレスコ画はレプリカですが、豪華さは本物以上。ミュージカルなども楽しめるそうですから、ラスベガスへ行けば世界中を旅した気分になれますね。 
     
  ミラージュです。このホテルは夕方になると正面玄関の前にある高さ16mの滝が火山となって噴火します。真っ赤な炎、そして溶岩が最高30mまで噴き上がり、溶岩流となってラグーン(浅い水域)へ押し寄せます。でも大丈夫。4分ほどでまた静かな滝に戻ります。これが18:00から23:00まで毎正時に見られるそうです。  
     
昼間のミラージュは南国ムードいっぱいです パリスのエッフェル塔を背にして  昼間のエッフェル塔はこんな感じです
     
 ウィンラスベガス。 見どころはいろいろあるようですが、ホテル内を見て回るだけでリゾート気分が満喫できます
     
 ここはフラミンゴというホテル。見どころは何といっても野生動物展示室。フラミンゴのいる中庭にはペンギンや白鳥など300羽の鳥類がおり、プールも充実しています。 
     
 もう一度パリスへ戻りましょう。どうしてもエッフェル塔やオペラ座、凱旋門などの外観にとらわれてしまいがちですが、ホテル内部もパリそのもの。ロビーを抜けるとパリの街並みが広がっています。ショッピングアーケードからル・ブルバールへと続く小路にはガス灯が灯り、「ボンジュール、マダム」と声をかけてくれることも。 
   
  こちらはシーザースパレス。古代ギリシャ・ローマ帝国というテーマを持つ白亜の宮殿です。ホテルをざっと見学するだけで2時間はかかるそうで、ショッピングやアトラクションを楽しもうと思ったら、丸1日必要とのこと。ラスベガスを満喫するには何日あったら足りるんでしょうね。  
     
どんどん行きましょう。これはハラス。   トレジャーアイランド。「宝島」からとった名前で、テーマはカリブの海賊。海賊船バトルのショーが売り物。 
     
 今回のホテル巡りはここが最後。ルクソールです。ピラミッドの形をしたホテルで、正面にはスフィンクス、そして玄関は神殿の形をしています。まさにエジプトですよね。ピラミッドはクフ王のそれの8割ほどの大きさで、高さ107m。30階建てになっていて、客室の窓は外からほとんどわからないとか。 
     
 ストリップストリートの外れに位置するストラトスファアタワー。ここからはラスベガスが一望に見渡せます。そしてちょっと恐ろしい光景も。  
     
 地上261mにある展望台にはいろいろなスリルスライドがありますが、これはインサニティという新型ライド。回転ブランコのようなものですが、何しろ地上270mですからね。振り回される恐怖感たるや…。   こちらはXスクリーム。シーソーのような動きで30度前方へ傾き、急激なスピードでタワーから約9.5m先へ放り出される。そこでストップするのはわかっていても、地上264mの高さから落ちたらと考えると恐ろしいこと限りない。実は2005年11月に観客を乗せたまま止まってしまったことがあった。ニュースにもなったので、覚えのある方もおられる筈。ライドは他にビッグショットも。
     
 ラスベガスの街に別れを告げ、   友人宅へ 
     
  ここからは一人旅。まずはカルトレインでシリコンバレーのパロアルト駅へ。シリコンバレーはパロアルトをはじめ、サンノゼ、マウンテンビューなどの15市が含まれるIT企業のメッカ。   パロアルトには、あのスティーブ・ジョブズ氏が通っていたスタンフォード大学があります。土地の名称はパロアルトですが、大学が街の中心となっているため、「スタンフォード」と呼ばれています。  ハーバードと並ぶ全米屈指の私立大学は美しいロマネスク様式です。 
     
 大学構内にあるフーバータワー。スタンフォードのランドマークです。展望デッキからは360度のパノラマが。  校舎内はちょっとノスタルジック   キャンパスには緑があふれています
     
  構内にあるロダン彫刻庭園:1985年にロダンの偉業を称えて作られました。代表作「地獄の門」をはじめ、約20作品が展示されています。  
     
  サンノゼ・ダウンタウンを巡るならライトレールで。ライトレールはサンノゼ、マウンテンビューなどを結ぶ路面電車です。  お馴染みのヤフー 、アドビリーダーのアドビなど、シリコンバレーはハイテク産業のメッカ。インテル博物館やアップル社(アップルストア)などもあります。サンノゼ美術館やテック博物館のあるダウンタウンも見どころいっぱいですが、時間がないのでちょっと先を急ぐことにします。
     
 突然ですが、ここはもうサンフランシスコ。サンフランシスコ・ジャイアンツの本拠地 AT&Tパークです。メインゲート前には1970年頃活躍したウィリー・メイズの銅像があります。  間違いなくサンフランシスコですね
     
 サンフランシスコといえば坂の街。そしてケーブルカーですよね。もともとこの坂を走っていたのは馬車でしたが、馬が濡れた地面に足を滑らせるという不幸な事故が起きてから、この世界初のケーブルカーが誕生したそうです。時代が移り、サンフランシスコに大地震が起きて廃止の危機にも見舞われましたが、1964年には動く固定歴史記念物に指定され、今も市民に愛されています。
     
 坂の途中、遠くに見えるのがトランスアメリカピラミッド  すごい急カーブですね。ここはロンバートストリート。別名「世界一曲がりくねった坂道」と呼ばれるロシアンヒルズの観光名所。Z字状の急カーブが8ヶ所もあるそうで、腕自慢をする観光客も多いとか。 
     
  フィッシャーマンズワーフで自転車を借りて、いよいよゴールデンゲートブリッジへ向かいます。  自転車をレンタルしたら海沿いの道を駆け抜け、ゴールデンゲートブリッジを渡り、最後に自転車ごとフェリーに乗って湾岸クルーズを楽しむというのがこのコース。美しい緑やサウサリートの街並みも満喫できます。 
     
見えてきました。 霧に霞んでいます。  ゴールデンゲートブリッジの全長は2737mで、1964年までは世界最長だったそうです。支柱の高さは227mあって、クイーン・エリザベス号でも通り抜けられたとか。車なら時速80キロで約3分、自転車なら10分弱かかるそうですが、結構歩いて渡っている人もいるようですね。橋がオレンジ色なのは霧の中でもはっきり見えるから。 
     
 橋を渡ったら霧が晴れてきたようですね フェリー乗り場です  サウサリートからフェリーでサンフランシスコへ 
     
 海から見たサンフランシスコの街   海から見たゴールデンゲートブリッジ。ベイブリッジじゃありませんよ。  旅もそろそろ終わりですが、この旅の間にはアメリカ大自然への挑戦もありました。それは別項でご覧ください。

2012年2月記

 
フォトギャラリーへ戻る
 
おすすめ情報
 
ブログ



ホームページトップ韓国(ソウル)中国(北京)アメリカ大自然(グランドキャニオン…)東北沖縄トルコ(イスタンブール・カッパドキア)伊勢・熊野インド(デリー・バナーラス・アーグラー)三都物語(ロンドン・ローマ・パリ)山陰・山陽富士山とその周辺モロッコ(カサブランカ・サハラ砂漠・フェズ)タイ(バンコク・アユタヤ)韓国(ソウル)Uペルー(マチュピチュ)ハワイ(ホノルルウエディング)京都